絵本バンクの絵本棚

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絵本交換会&絵本のたまご報告

いつまで続くとうんざりしていた冬も、いつのまにやら、後退の気配。
待ち望んだ季節の到来!
何だかわくわくした空気を感じる中、先日、絵本交換会が開催されました。


今回は、12時のスタートから、沢山の方に並んで頂き、
しばらく列が途切れることはありませんでした。
また、交換にて、絵本バンクに入ってきた絵本、
新しい持ち主へと旅立った絵本の総数も、今までになく多く、
実に沢山の絵本が、イベント内で行き来しました。

イベント中、お待たせしてしまったり、
ご迷惑をお掛けしたことがあり、申しわけありませんでした。

しかしながら、来場の方には、アンケートにて、とても嬉しい感想を多数頂き、
スタッフ一同、感激しております。
これからも、交換会を楽しみにしてくださる方に喜んで頂けるよう、
頑張っていきます!


次の交換会は、6月の予定です。



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さて、交換会の余韻冷めやらぬまま、二日後には、絵本のたまご!
この日は、絵本の上を、ヨチヨチ歩いてしまうような小さい子や、
兄弟のお世話をしてる、小学生くらいの大きい子。
また、おじいちゃんやおばあちゃんの付き添いも多く、
いつもより、ずいぶん賑やかなコミニュティルーム。
学校や幼稚園は休みだけど、お母さんはゆっくり、買い物がしたーい!
ちょっと、ここで待っててね。
そんなお母さんの声が聞こえてきそうな、春休みのひと時でした。


次回の絵本のたまごは、4月9日です。



※※※




今回の交換会のテーマのひとつ「がっこう」。
この春、入園、入学、進級を迎える子も多いでしょう。
みんなの心はひとつ。「ともだちできるかな?」


もはや、定番となり、教科書の教材ともなってます。
「おれたち、ともだち!」シリーズ。
内田麟太郎さんのテンポよく、粋な文章、
降矢ななさんのページから飛び出しそうに迫力のある挿絵。
人気があるのも納得です。


大人になると、人間関係も、それぞれの立場や環境が交差し、
単純なともだちって、できにくくなる。


仲良くなりたい同士が出会ったら、ともだち。
ともだちの為なら、なんでもできる。
そんな、まっさらな気持ちを思い出させてくれる、この1冊。
大人にもおすすめ。
これを読めば、新しいともだちと会えることも、楽しみになるかな?


一見、やんちゃだけど、実はとても優しい。
しかも、その優しさを表に出すのは、気恥しい。
そんなツンデレおおかみに、キュンとしてしまうのは、私だけじゃないはず…。


内田麟太郎・降矢なな 偕成社
「よろしくともだち」
シリーズ最新刊です。