ひとまねこざる
先日、本棚を整理していたら、古いノートを発見!
1994年から書き始めた、子どもと読んだ絵本日記のようなもので、
「懐かしい!私ってまめだわ!暇だったのねー」と、ニヤニヤしながら、
ページをめくり始めたら、あっという間に時間が過ぎて・・・また、やっちゃった。と反省。
でもね。その中にとてもお世話になった一冊を見つけたので紹介しますね。
12月って、何事もなければ、「楽しいことに忙しい月、だと私は思うのですが、息子(当時4歳)にソケイヘルニアが見つかったのがこの月。お正月明けすぐ、手術のため入院することになり、息子にこれから起こることを説明するには、どうしたらよいか考えた末、H.A.レイの『ひとまねこざるびょういんへいく』を読んでみたんです。
お腹の病気を治すために入院して手術を受けなければならないこと、
病院には、お医者さんや看護士さん、他の患者さんがいて、お母さんも、
一緒に泊まること。
レントゲンを撮ったり、注射をしたり、血圧を測ったり、お薬を飲むこと。
絵本の中でジョージが全部やって見せてくれるので、大助かり!
入院前、「ジョージと同じだね」という息子の言葉に理解出来たんだと
安心してたけど、実際に注射針を向けられると大騒ぎで大変だったなぁ。
それでも無事手術を終え、全てをやりとげた息子は、ジョージを見て、
「ぼくと同じだね」ですって!
この変化って、すごいことなんじゃないかしら?お話の世界と実体験
とちらも大切なんだと実感した瞬間だったなぁ。
『ひとまねこざる』シリーズはポピュラーな絵本なので、すでに読まれている方も多いかもしれませんね。
古くても良いものは何度読んでもいい!
20分位かかりますが、まだの方は、ゆっくり出来る時にどうぞ。