おこだでませんように
私がこの本に出会ったのは、去年の夏頃、
主人が会社の人にこの本読んでみて!と薦められ、頼まれ図書館に借りに行った次第です。
はじめは“おこだでませんように”ってなんだ?と思いましたが、読んでいるうちに。。七夕の短冊に書かれた願い事。“おこられませんように”
自分はおこられてばかり。自分では楽しいと思ってしたことや、いいと思ってしたこと、やりすぎてしまったり、その場にそぐわなかったり、大人の都合にあわないからと、結果として怒られることになってしまったり。
頭ごなしにしかってしまうこともあるけれど、話をよくよく聞くとなるほどと思うことは多々あります(反省)こんなことを言われたからイヤだったんだよね。だけど暴力はいけないよね。言われてはじめて、こどももやりすぎたことにきずいたり。大人も子どもの気持ちにきずいたり。
子どもの心の奥底の気持ちに気づいてあげたい、悪いところばかり、できないことばかりに気をとられてしまいがちだけれど、少しの良いところ、出来ることをほめることがなにより大事なのではないかなと、そんなことを気付かせてくれました。ぜひ大人に、先生方にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
「おこだてませんように」くすのきしげのり・作/石井聖岳・絵