銀河鉄道の夜
清川 あさみさんは、写真に直接、刺繍やビーズ、スパンコールでアート作品を作るアートディレクターです。
清川さんは、全部で3冊の絵本を出版しています。
アンデルセンの「人魚姫」とオスカー・ ワイルドの「幸せな王子」と宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」です。
どれも 布と糸 ビーズなどを使ったコラージュが用いられています。
3冊とも 原作に近いもので 私が思っていた子供向けの内容と違います。
切なくて 悲しい物語ですが 清川さんの“絵”が 暖かさや寒さ 海の中や風を感じさせてくれます。
悲しみや喜びも伝わって、心を暖かくしてくれる、とても素敵な大人絵本です。
一番のおすすめは、皆さんも知っている 「宮沢賢治」の“銀河鉄道の夜”です。
この絵本は、写真でもなく 手芸作品でもない 素敵な絵が キラキラと輝き 幻想的に 宮沢賢治の世界に、 私達を連れて行きます。
しばし 銀河鉄道で夜空の旅に出かけましょう。