呼吸の絵本

「師走」の語源は年末で皆忙しく、普段走らない師匠（僧侶）さえも
忙しく走り回る月だからという解釈が一般的なようですが、他に、ゆったりと
春が来るのを待つという意味から「春待月（はるまちづき）」とも呼ばれるそうです。
なんて情緒ある言葉かと思う反面、受験生や就活中の学生にとっては、
そう、ゆったりとはしていられないかも。やっぱり師走は気ぜわしいかな。
そんな時は深呼吸とストレッチで心身を整えましょう！

という訳で今回は、普段あたり前に行っている呼吸の絵本を紹介します。

『すっすっはっはっ　こ・きゅ・う』長野麻子・作　長野ヒデ子・絵　童心社。

16年間、絵本は色々と読みましたが、こういう作品は初めて。
これ、おはなし会をされている方におすすめです！この絵本を読む時は是非、
私も誘っていただきたい！一人より大勢の方が楽しいし、聞き手になって思いっきり「す〜は〜」とやってみたいのです。
作者の長野麻子氏いわく、「呼吸ってすばらしい！声はまさしく呼吸から生まれ、言葉も音楽も呼吸から生まれる。呼吸は喜び、怒り、悲しみなど、さまざまな感情を表現できる私たちの命の源だ。」

どうです？読んでみたくなったでしょ！？