きみなんか だいきらいさ

私のおすすめ作家はモーリスセンダックです。
センダックというと「かいじゅうたちのいるところ」が有名ですが、今回はセンダックの小さな絵本「きみなんかだいきらいさ」を紹介したいと思います。
ドキッとする題名ですが、かわいい二人の男の子のお話。
ジェームズとぼくはとっても仲良し、水疱瘡にだって一緒にかかるくらい…
なのにある日ぼくはジェームズが大嫌いになるのです。子どもってすぐに大嫌い！になったり大好き!!になったり、ありのままの感情をさらけ出しますよね。この絵本はまさに、それを物語っているかのよう…
思いっきりケンカした遠い昔を思い出してしまう一冊です。