すばらしい季節

「ターシャ・テューダー展」に行ってきました。
全くの平日午前という時間帯にも関わらず、展示会場はたくさんの来場者でいっぱいでした！

絵本も然ることながら、そのライフスタイルにもファンの多いターシャ。
ターシャ・テューダー展では、絵本の原画はもちろんのこと、彼女のお気に入りだった服、食器、生活雑貨や手作りのお人形などが展示され、上品な色使いや大切に大切に使い込まれた品々にはとにかくため息ばかりです。。ガーデニングも有名ですが、展示場の一部にはナチュラルながらも品の良さが感じられる、素敵なお庭も再現されていました。

さて、そんなターシャの絵本「すばらしい季節」を紹介したいと思います。

日本には嬉しいことに四季があります。それぞれの季節を「におい」で感じることはありませんか？
最近ではどこかのお庭のキンモクセイのにおい、寒くなると冬の朝のつんとした冷たい空気のにおい…「すばらしい季節」は、主人公のサリーがそんな風に目で見て耳できいてにおいをかいで、五感を使って感じとる季節の移り変わりを描いた作品です。

サリーと周りの動物達と風景が、ターシャの優しいタッチと色使いで描かれていて１ページ１ページがまるで絵はがきのようです。

こんな自然な気持ちをずっと忘れないでいたいと強く強く感じます。