絵本バンクの絵本棚

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8月4日の絵本のたまごぱっかんわれた

8月4日のたまご部屋はいつも通り。
可愛いお友達が絵本を見ながらニコニコと楽しく遊んでくれました。
本日のご来場は、お子様7人。大人6人でした。
来場ポイントでの絵本交換は3冊。スタートブックはお一人様でした。
次回の絵本のたまごぱっかんわれた、は、8月25日。
たくさんの皆様にお会いできるのを楽しみにしております!



さてさて、連日のうだるような暑さに「もう、ダメだ〜!」とギブアップ寸前!
真夏の納涼イコール幽霊では、いささかベタすぎるかな、と思いつつも、
涼を求めて、上野芸大美術館で開催中の「うらめしや〜、冥途のみやげ展」を
見に行って参りました。

ひんやりとした空気に包まれた会場内にはぼんやりと妖しげな幽霊画の数々。
徹底的に怖いはずなのですが、切ないほどに美しくて味わい深くて…
幽霊でさえも楽しめる江戸時代の人々の心の余裕というか、おおらかさというか、
遊びのある生活に感動を覚えました。
江戸時代の文化って素敵ですよね!



たっぷりと涼を満喫した私の心は江戸の昔へタイムスリップ。
今日は江戸の浮世絵師たちの遊び心いっぱいの判じ絵の絵本をご紹介いたします。
「 いろは判じ絵 〜 江戸のエスプリなぞなぞ絵解き 〜 」

江戸時代の庶民の知的娯楽の一つだった判じ絵は、目で見るなぞなぞです。
くすりと笑ってしまうこじつけや駄洒落のほか、判じ絵独特のルールや、決まった
読み方もあり、思いのほか難しくって夢中で楽しめること請け合いです。
江戸のなぞ絵を是非ご家族皆様で判じてみて下さい!



いろは判じ絵 江戸のエスプリ・なぞなぞ絵解き
岩崎 均史    青幻舎