ビアトリクス・ポターは動物を描くときは必ず実物をスケッチして描きました。 擬人化されている動物達は生き生きとして愛らしいし、どのストーリーにも 主人公を通して様々な教訓が入っているから物語として読むのも面白い。 シリーズ23冊の中で、私のお気に…

昨年夏、せんだいメディアテークで開催された「青葉縁日３」に絵本バンクが出展した時、１Fの売店で『任意の点P』という本を見つけました。 難解なタイトル、大学教授の作品…？ あーこれは凡人には理解できない本なのだろうと思いつつ、開けてビックリ！観て…

1985年 世界的トップアーティスト45人がアフリカ飢餓救済のため 「We Are The World」 を完成させた USA for Africa はあまりにも有名ですがこれが日本で作曲家の北村得夫氏と影絵で知られる藤城清治氏によって絵本になっていた事を知る人は少ないかも知れま…

11月の絵本のテーマは「作家」 国内外の作家の絵本が複数冊ずつ出品する中で男鹿和雄の絵本は一冊だけ。 「誰？この人」って必ず聞かれるけれど「トトロの森を描いた人」と答えると皆、驚き納得する。 老若男女、大人から子供まで惹きつけるジブリの背景画を…

地球が一周して一日が過ぎると子供達は一日分大きくなる。 言語や風習、顔、肌の色は皆違うけれど、たった一つの地球の上で暮らす未来を担う世界中の子供達に向けて絵本作家達が、一冊の絵本を創りました。 「まるいちきゅうのまるいいちにち」は９人の絵本…

マイケル・ジャクソンが愛した広大なネバーランドで一番お気に入りの場所が一本の大きな樫の木だったという。 そこに暮らしていた頃は、見事に枝を張った大木にスルスルと登り、心地よい風に吹かれ、水のせせらぎを聞きながら、いつも曲を作っていたそうだ。…

この絵本との出会いは私が中学生の頃にさかのぼる。 誕生日に友人がプレゼントしてくれたのが安野光雅の「旅の絵本||」でした。 草原の小径に一人の旅人。ページをめくっていくと道は街道となり、風景は村から町へと広がりをみせ、やがて人々の生活が見えて…

ウサギの絵本と聞いて皆さんは誰の絵本を思い浮かべますか？ ビアトリクス・ポターの「ピーターラビット」、ディック・ブルーナの「ミッフイ」どのウサギ達も個性的で可愛くて大好きなのですが、今回紹介するのは クレア・ターレ・ニューベリーの描いた「う…

初めまして空（ｋu)です。 「けいてぃー」というお気に入りの絵本をストーリーをまじえながら紹介します。 この絵本は３０年前にアメリカのV.L.バートンが文と絵を描いたレトロ感のある色使いが特徴の一冊です。 「けいてぃー」は「じえおぽりす」という町の…